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烏骨鶏ってどんな鶏?

烏骨鶏(うこっけい)は、天然記念物に指定されているニワトリの一種で、中国が原産地と言われ 日本には約400年前の江戸時代初期にチャボなどと渡来したとされています。烏骨鶏は、烏骨(黒い骨)という名が示す通り、皮膚、内臓、骨に到るまで黒色です。羽毛は白と黒があります。
足の指は、普通のニワトリは前3本後ろ向き1本に対し、前3本、後2本なのも大きな特徴です。一般的な鳥類は指の数が4本ですが、5本以上あるのは烏骨鶏のみです。

外見的特徴から、中国では霊鳥として扱われ、不老不死の食材と呼ばれた歴史があります。実際、烏骨鶏の卵は、産卵数も週に1個程度と少ないことから栄養学的に優れた組成を持ちまた美味であるため、現在でも一般的な卵と比較して非常に人気があります。商用としてだけでなく、愛玩用として家庭で飼育されます。大きく育っても、ヒヨコのような綿毛のままなので、きちんと手入れをしてあげると、鶏とは思えないほど非常に綺麗な毛並みになります。